2012年12月02日
<12月号>スイーツも地産地消!麻機のれんこん
静岡スイーツ部
地元でとれた食材を、地元で消費する。
それが、地産地消というもの。
野菜とか畜産などで使われる言葉ですがなんと!!!!!
静岡には地産地消スイーツがありました。
12月、比較的温暖な静岡と言えどもやっぱり冬は寒い!
この寒さの中で旬を迎えるのがれんこんです。
9月頃から収穫がはじまり11月~1月ごろにもっとも最盛期を迎え、
味もぐーんとよくなります。
このれんこんという野菜は、
てんぷらにしたり、煮物にしたりといろいろおいしい食べ方がありますが、
驚きの食べ方を発見しました!
それは、ようかんです!
静岡市葵区の遊水地が広がる麻機地区で
古くから特産品として生産されていた麻機れんこんが
スイーツとコラボしたそうです!
もともと生産量があまり多くないことに加えて近年れんこん畑が減少しているとあって、
静岡市近郊にしかでまわらない貴重なれんこんです。
このれんこんは、JAのホームページによると
徳川家康も好んで食べたれんこん!
なんだとか。
*参考LINK(大御所400年祭記念家康公を学ぶより)
http://www.shizuoka-cvb.or.jp/oogosho400/study/13_15.htm
静岡には徳川家康にちなんだ食→たとえば安倍川もちなど、
さまざまな言い伝えが残っていますが、
このれんこんも徳川家康の好物だったということなんです。
いや~~~~~、ほんとに家康さんはお目が高い!
ちなみに麻機でとれたれんこんは、他の地域でとれたものよりも若干細く、糸をひくほどの粘り気があって、
もちろん味もおいしいそうです。
さて、もったいぶらずに、ファーマーズマーケットで見つけた
れんこんようかんをお見せしましょう。
<ひとくちメモ>
このれんこんようかんはJA静岡市のじまん市で購入できます!・・・が、
噂で蓮根のとれる時期だけしかないと聞いたのでくわしくはJA静岡市のオフィシャルサイトなどで
ご確認ください。
右から白いんげんでつくった白あん。
小豆でつくった練。
そしたいちばん左が粉末緑茶の入った茶。
あ、、、、、、、、もしかしたら見た目には地味かもしれませんが、
ようかんの中に見えるポツポツとしたものが
まぎれもないれんこんなのです。
れんこんはハンバーグなどに入れて食感をよくしたりしますが、
このようかんも基本的には同じです。
サクッ、サクッ、と。
味はもちろんのことながらこの食感があることで、
いままで食べたことのないようかんに仕上がっています。
静岡市と言えば、清水の追分ようかんなどが有名ですが、
そのおいしさとはまた別モノ。
地元でとれた野菜が、こんなにおいしいスイーツになるなんて、
ますますれんこんが好きになりそうです!
We Love 麻機れんこん!いや~、地域の食材を知るっていいことですね。
これからは地域食材スイーツを追いかけてみようと思います。
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補足)
静岡市麻機地区は静岡市から車で15分から20分程度北に走った地区。
周辺には沼が広がっており、いまでもその粘土質を利用したれんこん栽培がおこなわれている。
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