2012年02月01日
<2月号>第二回 「苺ときのこと」
今月の特選ネタ皆様ごきげんよう。
人の相談を受け続け27 年。
昼は広告会社、夜は七間町の母として、
フロアに置かれたお菓子を主食に生きながらえるワーキングレディ(27)です。
第2 回目の今回も「静岡を元気にする」というサイトコンセプトのもと、
人々の相談にのっていこうと思います。
前回の記事を読んだ方々からあたたかいお言葉を数多く頂き、
誠にありがとうございました。
「良かったですよ!呉服町の母」
「最近、占い師やったり、忙しそうですね!」
「見ましたよ!七間町の魔女!」
…雑な覚えかたでも嬉しいです。ありがとうございます。
気を取り直して、今回届いているお悩みは、うら若き女性からのご相談です。
「もうすぐバレンタイン。でも、私は自分に自信がありません。
どうしたら、女の子らしく、彼のハートをつかめるでしょうか><? 静岡県 かつお大好き」
きましたね、THE・悩みの定番『恋の悩み』!!!!!!
女らしい女性が好きな男性もいれば、
男らしい女性が好きな男性もいますから、
一概に『女の子らしく』なりゃーいいってわけでもないと思いますよ。
とはいえ、悩めるかつおさんにぜひオススメしたい。
女性の魅力を引き立てる
真っ赤な魅惑の宝石…
…そう、let’ s say…苺です。
*イチゴ(苺、莓、Fragaria)はバラ科の多年草。果実は食用として供されている。
甘みがあるため果物として位置づけられることが多いが、草本性の植物であるので野菜として扱われることもある[wikipedia参照]。
ちなみに静岡県のいちご作付け面積は全国6位。(平成20年度計画)
紅ほっぺなど、全国的にも人気の品種が静岡から生み出されています。あんびりーばぼー!
私がそんな苺の巨大な魔力に気付いたのは小学5年の10 月。
『食欲の秋』にちなみ、
教室の後ろに【みんなの好物】を書いて掲示しよう!という企画が持ち上がりました。
当時の私の好物と言えば、
『塩鮭(辛口)』
『焼きしいたけ』
『なめこの味噌汁』
というどう考えても将来酒豪になることを予感させるラインナップでした。
しかし
『思春期』・『妄想癖』・『多感症』
の三重苦に苛まれていた私は、
他人の目(特に男子の目)を気にし、『塩鮭』と書くのをためらいました。
空気を読んだ私はそこに『きのこ類』と書きました。
『きのこ』と平仮名で書くあたりがとってもチャーミング。
心の中でガッツポーズを決めていました。
今考えると「きのこ類」だけでも十二分に痛かったのですが、
掲示物係のイタズラか、神様のイタズラか、
クラスの中でもとびきり可愛い女子セッちゃんが、
とびきり可愛い書体で『いちご』
と書いてある画用紙が、私の「きのこ類」の隣に貼られたのです。
明らかに菌類特有の負のオーラを放つ私の掲示物。
「セッちゃん可愛い~」という女子たちの声。
そして「それに比べてあんた…」という友の声。
20年近く経った今でも脳裏に焼き付いております。
その時から、私は気づいたのです。
『苺=カワイイ』という方程式を。
お菓子を持つなら『つぶつぶいちご●ッキー』。
ケーキを選ぶなら『ショートケーキ』。
飲み会行ったら『カシスソーダ』。(同じberry ということで)
誰ですか『とりあえずビール』とか言ってるのは。
恋するオンナは『とりあえず苺』。です。
さあ、女子の皆さん、今年のバレンタインは、ぜひ苺を使ったチョコレート菓子で
女子度をアピールしてください。
受け取った男子の皆さんには、『君との出会いはいちごいちえ♥』などと
ハイレベルな返しを期待していますよ。
今月も、七間町の母がお届けしました。
それでは皆様、また来月に。お元気で~。
※先月、多くの方から聞かれましたが
ここに書かれた話はオールノンフィクションです。
静岡を元気に!Powered by ピーエーシー