2012年02月01日
<2月号>第二回 「蓬莱橋」後編
今月の特選ネタ(待ちに待った第二弾ですよ。待ちに、待った・・・はずの)
こんにちは!
七間町の母ブームに押され気味の橋めぐりですが・・・ついに!待望の(?)「蓬莱橋」後編です。
前回までのあらすじ。
静岡県は島田市、大井川に架かる蓬莱橋。
全長897.4mというその長さに惹かれ(木造歩道橋では世界一!)、早速取材してきました。
そして・・・橋の上を颯爽と走る自転車との劇的な遭遇で幕を閉じた前編。今回は橋の中盤です!
いざ、向こう岸へ・・・!!
いい天気の中、向こう岸(旧金谷町側)が近づいてきましたよ・・・!
(快晴!水量は少なめですが、この眺めは格別でした)
相変わらず強風に吹かれつつ進みます。風が気持ちよく感じてきました。眺めも最高。そろそろ中盤。
・・・ん。何か見えてきましたよ。
あれは・・・
まさか・・・
そのまさか。
なんと通行止め。
台風で大井川が増水し、橋脚が流出してしまったのです。
「蓬莱橋がまた台風で流されたんだって!」という情報は、島田市民にとって定番化していたけども・・・まさか、このタイミングで工事中だったとは。※
※後で調べると、この被害は2011年9月の台風12号によるものらしいです。
(これは危険。大きく崩れてしまっています。)
ここは渡り始めて400mほどの地点。残念ですが、旧金谷町上陸は断念して引き返します。
蓬莱橋の増水被害は平成に入って9度目だそう。木造なので、台風の影響を大きく受けてしまうのです。
大井川は流木やゴミも流れますから、それが橋脚に直撃することもあるんでしょう・・・。
さすがに、ここを渡るのはよしましょう。関係ないけど、SASUKEを思い出しました。
振り返ると、そこには・・・
若干の悔しさを感じつつ、引き返そうと振り返ったそのとき。
(富士山!)
富士山ですよ、富士山!そこにははっきりと、美しい富士山がありました。
手前に見えるのは島田大橋。静岡県民にとっては毎日見るものかもしれませんが・・・大井川のど真ん中から見る富士山は格別です!
行きと同じく、天然のアトラクション・障害物をクリアしながら戻っていきます。
(旧金谷町側から島田市を見る。右手に富士山があります。)
料金所まで戻ると、「工事中のため途中から通行止め」の表示がありました。渡る前にしっかり確認しないといけませんね!!
初回に渡りきれないという橋めぐり波乱の第一回が・・・終わりました。
蓬莱橋で初橋めぐりを終えて・・・・・・
気持ちいい風!いい天気!最高の眺め!もう橋はお腹いっぱいです。
初回にラスボスが登場してしまったような、そしてそれを倒してクリアしてしまったような充実感が残りました。
・・・といっても、橋めぐりは始まったばかり。大井川にはこの周辺だけで5橋もあるんです。ネタは尽きそうにありません。
街中にひっそりとある小さな橋、古くからある橋、名もない橋・・・。皆さんの周りにある橋情報も、お待ちしています!
次は、あなたの街の橋かもしれません・・・!
※富士川にも、富士市と富士宮市を結ぶ蓬莱橋があります。こちらは木造歩道橋ではありませんが・・・橋マニアのあなたにはぜひご覧いただきたい、味わい深い橋です。
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